「どっかの誰かのゲームの世界で」 会話イベント 絢辻編-1
の会話イベントです。とりあえずは文字数も少ないですし、ある程度溜まるまではブログにのみ載っけようと思います。
時系列的には絢辻編6話以降。あくまで息抜きにラフな会話を書くのが目的なため、正確な時間軸は未定です。
世間話
「よう絢辻、世間話しようぜ」
「世間話って、もっと具体的に話しなさいよ……」
「世間話、あたりさわりのない、世の中の一般的な話。気のおけない雑談」
「誰が世間話の説明をしろと……!」
「世間話は、昔話や伝説と並んで民話のひとつと考えられている、注釈1」
「しかもそれまるまる引用じゃない!」
世間話
「はぁ、なんで初っ端からこんなに突っ込まないといけないのよ」
「いや俺もノッてもらえてビビったよ。てっきりそういうの慣れてないかと」
「へぇ、つまりあたしを困らせようと?」
「そういうつもりじゃないけど……もしそうだとしたらどうする?」
「あら、聞きたいの?」
「悪いこと考えてる顔だ……」
「失敬ね。ただちょっとクラスの女の子たちに今のことを教えてあげようと思っただけよ。橘くんコミュニケーション下手だから気をつけてねって」
「陰湿すぎる……!」
勉強
「というか、橘くんって結構記憶力いいのね
「ん? まあ覚えるのは得意かもな。忘れるのも得意だけど」
「ふーん。成績も悪くないのはそれのおかげ?」
「(流された……)まあ、それもあるのかも」
「沸切らないわね。普段はどうやって勉強してるの?」
「ん? ん〜……教科書読んだりとか?」
「なんで疑問形なのよ」
「いや俺小中で英語と社会科と数学は結構貯金作ってたから。友達居なさすぎて勉強ばっかしてたし」
「……」
「あっ、引いた? そこ引いちゃう?」
娯楽
「いや勉強ばっかは言いすぎたわ。他にも本読んだり釣りしたりプラモ作ったりしてたわ」
「全部一人用の趣味なのが橘くんの人間性を表してて面白いわね。他に何かないの?」
「えっ……人間観察、とか?」
「橘くん病院行きましょ、頭のよ」
エッチ
「絢辻、俺もしかしたらやばい人間なのかもしれん」
「まさかあたしもここまでだとは思ってなかったわ。家ではいつも何してるのよ」
「ん〜、漫画読んだり、ネット漁ったり、テレビ見たり、しこっ……踏んだりとかな!」
「はぁ? ごめんなさい、ちょっと今のギャグは理解できないかも」
「あ、あははは……すべっちった……(あっぶねぇ! 流石に頭使わずに喋りすぎだろ俺!)」
「そろそろ授業ね。戻りましょうか」
「ああ、もうこんな時間か。んじゃ俺水買ってから戻るわ」
「そ。それじゃ橘くん、また後でね」
「うい。じゃあな」